親が、パートナーが、家族が…。

以前より転びやすくなったり、物忘れが増えたりしていませんか?

1人での外出に不安を感じる。
在宅での介護がもう限界…。

介護保険サービスを利用するための、大切な入り口となるのが要介護認定の手続きです。

でもまず心に留め置きたいのは、
認定を受けること自体がゴールではないということ。

要介護認定は、今の状態を公的な基準で整理し、これからの介護をどう進めるかを考えるための判断材料を揃える役割を持っています。

介護・要介護申請の前に

介護・要介護申請の前に、以下3つのポイントを確認しておいて下さい。

1. 不自由なことの説明

介護認定は、申請すれば誰でも通るものではありません。将来が不安だからという理由だけでは、サービス対象外で自立可能と判定され、門前払いになる可能性があります。

膝の痛みで1人で入浴できない、夜間のトイレ失敗が増えたなど、生活に直結する

具体的な困りごとがあるか

を確認してください。

2. 医師の診断

判定には必ず医師の意見書が必要です。

もし不調があるのに病院へ行っていないなら、申請前にまず受診し、医師に今の生活のどこに困っているかを伝えておきましょう。

医師の診断という裏付けがあって初めて、

制度のルートに正しく乗せる

ことができます。ここが通らないと、その後の手続きがすべて止まってしまいます。

3. 介護保険被保険者証

65歳以上の方には、自治体からピンクやオレンジ色のカード型の保険証が郵送されています。申請書にはこのカードに記載された番号が必要になります。

本人が紛失しているケースも多いため、あらかじめ家の中を確認しておきましょう。もし見当たらない場合は、申請窓口で再発行の手続きも必要になります。

介護認定申請の流れ

申請から約1ヶ月で、要支援または要介護といった結果が届きます。

この判定が出て初めて具体的なサービス利用の検討に進めるのです。

申請には不安がつきもの

ここまで整理してみると分かるように、介護認定は「結論」を出すための手続きではありません。

ここから本格的な介護がスタートするのです。

  • これから在宅で介護していくのか
  • 外部の力をどこまで借りるのか
  • 家族の負担をどこまで許容するのか

ここから先は制度ではなく、家庭ごとの判断が必要になります。

もしこの段階で、家族の中で意見が揃わなかったり、何から決めればいいのか分からない場合などは、介護の相談窓口を使って一度状況を整理してみるのもいいでしょう。

»介護の悩みの無料相談«

介護費用の考え方

介護認定を受けられれば、一定の支援は受けられます。

ただし、すべてが公費でまかなわれるわけではなく、介護度によっては自己負担額が想像以上に大きくなるケースもあります。

そのため介護が始まる段階で、費用面に不安を感じる方も少なくありません。

家や土地など、いくらかの資産をお持ちであれば、実際に活用するかどうかは別として、一度頭の中で数字化しておくという考え方もあります。

家について考えてみる

在宅介護ではなく、施設への入所を検討されていて、お家が余剰になるという場合には、不動産の活用も視野にいれて検討してみましょう。

→家の検討予定がない方は次へ

もちろん、いきなり売却しろという話ではありません。

もし今売ればいくらくらいになるのか。

まずはそれを知っておき、いずれその時が来たら売却を検討するという考え方です。

それを知っておくだけでも、介護費用に対する見通しは変わります。家という資産をお持ちというだけで、何もない状態に比べ、将来の安心感はまるで違ったものになるでしょう。

こちらに入力すると、

»家の概算価格を見るなら«

すぐにこうして概算価格が分かるようになっていて、

今後の介護費用に困ったとき、もし自宅が不要になったときに、だいたいどれくらいだと計算が立つようになります。

特に最近は円安の影響もあり、日本の不動産は海外からの評価も高く、査定してみると驚かれることも多いようです。

1分もあれば入力できますので、お家の価値を確認してみませんか?

→家の概算価格を見るなら

自動車について考える

現在お車をお持ちのようであれば、こちらも合わせて価値を調べてみるといいでしょう。

お車は資産という側面だけでなく、用途が変われば乗り換えを検討する場面が出てくることもあります。

→車をお持ちでない方は次へ

セダンタイプの車より、スライドドアのほうが使いやすくなる場合や、ワンボックスタイプの車種のほうが介護には現実的となる場合も出てきます。

そうしたとき、相場を知らないまま下取りや買取を任せてしまうと、安く買い叩かれてしまうケースも少なくありません。

事前に、今お乗りの車がいくらくらいになるのかを知っておくだけでも、判断はしやすくなります。

»今の相場を確認してみる«

入力は1分ほどで完了しますので、事前に価値を確認しておくようにしましょう。

家と同様に最近の円安事情によって、日本の車は海外でも人気が高く、さらに日本人が使ってた車は綺麗なことが多いため、高値で推移しているようです。

売却して介護資金にしたい、もしくは乗り替えて別の車で介護したいとお考えの場合は、一度価値を知っておくようにしましょう。

→今の相場を確認してみる

借金の返済に圧迫されているなら

→返済に不安のない方は次へ

介護が始まると、これまで問題なく回っていた家計でも、負担が一気に重くなることがあります。

住宅ローンを含め、カードローンやクレジットなどの返済が多くある場合、介護費用が重なることで、思った以上に苦しく感じる場面も出てくるでしょう。

もしその返済のせいで介護費用の捻出が難しいと感じておられたら、返済状況を一度整理してみるという考え方もあります。

状況によっては返済の見直しや整理という方法が取れるケースもありますが、判断はその後でOK。まずは今の現状を把握することから始めてみましょう。

»借金について相談する«

現状どうしても生活が大変で、介護費用どころじゃないという場合は、こちらから借金について相談してみて下さい。

借入状況に応じて
月々の返済額を減額できる
可能性があります

と表示されると、今よりも家計に余裕が生まれるかもしれません。

これから始まる介護。お金の不安は早めに整理しておくといいですね。

→借金の減額診断をしてみる

後悔を招く:
よくあるつまずき

介護認定の申請は、
「出せば何とかなる手続き」ではありません。

申請の仕方やタイミングを間違えると、
その後の負担が大きく変わってしまうことがあります。

つまずき①
とりあえず申請して、認定が降りなかった

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「介護サービスを使いたい」と思い、
充分な準備をしないまま申請。

調査の場では、
落ち着いて見えたり、受け答えができることで、
実際の環境が充分に伝わらず非該当や軽い認定に。

結果:介護保険が使えず、
すべて自費で対応せざるを得なくなってしまう。

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👉 申請前に、
「どこが一番困っているのか」を整理しておく必要がありました。

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つまずき②
要介護度が低く、必要な支援が足りなかった

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認定は降りた

でも実際の生活に対して要介護度が低かった

結果:
「本当は必要なのに使えないサービスがある」
「限度額を超えて自費が増えていく」
という状態に、後から気づくケースも。

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👉 申請前に、
「どんな生活支援が必要か」を整理しておけば、
こうしたズレは防ぎやすくなります。

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共通点:「1人で判断していた」こと

介護保険の申請では、

  • いつ申請するか
  • 何に一番困っているか
  • 今後どんな支援が必要になりそうか

これらを整理できているかどうかで、
認定後の負担が大きく変わります。

「正しい順序」で進めるために、
申請前から相談先を持っておくようにしましょう。

よくある質問

認定が降りなかったらどうすればいいですか?

認定結果に納得できない場合は、「区分変更申請」などの方法があります。ただし、正しい手順と根拠が必要です。

親が「まだ介護は必要ない」と言って申請を嫌がります

「申請=施設入居」ではありません。「今の生活を続けるために、どんな支援が使えるか知っておく」という伝え方なら、親御さんも受け入れやすくなります。

まだ具体的に何も決めてないのですが?

「何から始めればいいか分からない」という状態、わかります。ですが1つずつでも前に進めていくことが大切です。人間、月々日々に老いてゆきます。今日できたことが明日できないようになることは珍しくありません。気づいたときにはどんな選択肢も取れなくなっていた。そうなる前に少しずつでもいいので何かを進めるようにして下さい。

「正しい認定」は、
家族がラクになるための最短ルートです

介護認定をクリアするだけで、受けられるサービスの範囲も、毎月の費用負担も劇的に変わります。

知識がないまま申請して、本来もらえるはずの支援を逃してしまうのは、あなたにとっても親御さんにとっても大きな損失です。

納得できる介護、そして「共倒れにならない生活」を手に入れるために。

まずは今の状況を、少しずつ前に進めていきませんか?

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