気づき期 親が転ぶようになった原因は、年齢だけではありません 2026年8月17日 親が転ぶようになったときの原因は、大きく2つに分かれます。体の側と、住まいの側。体の側には飲んでいる薬と体調の変化が、住まいの側には段差や明るさや履物が入るという分け方。年のせいという説明は分かりやすい反面、そこで話を止めると、手を打てる原因まで見落とします。 つまずいた、滑った、立ちくらみがした。本人の口から出る理由...
気づき期 兄弟と介護の話を、どう切り出せばいいですか 2026年8月17日 兄弟と介護の話を切り出すときは、これまで自分が何をしてきたかという事実から入ってください。もう介護が始まっていても、遅くはありません。動いてきた分だけ、話す材料は手元にそろっています。 決めることは3つ。お金をどう出すか、誰がどれくらい動くか、状況をどう共有するか。1つずつ片づける形にすれば、「誰が親を見るのか」という...
気づき期 これは認知症ですか、年齢による物忘れですか 2026年8月17日 物忘れが認知症によるものか年齢によるものかは、忘れた回数の多さでは分かれません。見るのは忘れ方です。同じ話を二度したと言われて思い出せるのか、話したこと自体が頭に残っていないのか。この違いのほうが手がかりになります。 同じ話を何度も聞かされる、探し物の時間が増える、約束が抜ける。どこまでが年相応で、どこからが病気なので...
気づき期 親が病院に行きたがらないときは、どうすればいいですか 2026年8月17日 親が病院を嫌がるときに効くのは、説得の回数ではありません。誘う口実と、誘う人を替えることです。 「認知症かもしれないから検査を受けよう」。この一言を最初に出すと、たいてい話はそこで終わります。本人からすれば、自分がおかしいと家族に判定された場面。守りに入るのは自然な反応です。切り出す順番を変えるだけで、通る見込みは上が...
気づき期 介護保険を使えるようになる年齢と、その先にある関門 2026年8月17日 介護保険のサービスが使えるようになるのは、65歳以上の人が要介護または要支援の認定を受けたときです。40歳から64歳の人にも道はあり、加齢と関係のある決められた病気で介護が必要になった場合に限られます。 年齢が来れば自動で始まる制度だと受け取っている家族は、少なくありません。実際には年齢は入口の条件にすぎず、その先に認...
気づき期 親の介護の相談先は、困っている中身で決まります 2026年8月17日 親の介護が必要かどうかを、家族だけで結論づける必要はありません。判断の材料を返してくれる窓口が公的な仕組みとして用意されていて、置かれた状況によって、どこへ持ち込むのが早いかが変わります。 行き先の候補は1つではありません。地域包括支援センター、市区町村の介護保険の担当課、入院先の病院に置かれた相談室、社会福祉協議会、...
気づき期 地域包括支援センターでしてもらえることと、してもらえないこと 2026年8月17日 地域包括支援センターは、市町村が置いている高齢者の相談窓口です。親が住んでいる地域を担当するセンターが1か所決まっていて、そこへ電話をかけるところから話が始まります。 名前が長いわりに、中で何が行われているかは知られていません。介護保険の申請を代わりに出してもらう、認知症の心配を持ち込む、悪質な訪問販売から親を守る。ば...
気づき期 親の物忘れが増えてきたら、病院より先にかける電話があります 2026年8月15日 最初の電話は、親が住む地域の地域包括支援センターへ。病院を探すのは、そのあとで構いません。 同じ話の繰り返し、約束のすっぽかし、財布の置き場所が分からなくなること。こうした変化に気づいた家族の多くは、まず病院を調べ始めます。ところが、どの病院のどの科へ行けばいいのか分からない、という壁。先に相談窓口へつながったほうが、...