在宅期 介護保険の限度額を超えても、10割になるのは超えた分だけです 2026年8月17日 限度額の中に収まっている部分は、いつもどおりの負担割合のまま。超えた分だけが全額の自己負担になり、使った分すべてが高くなるわけではありません。 この取り違えは、とても多い。1円でもはみ出したら、その月の請求が丸ごと10倍になる。そう思い込んで、必要なサービスを自分から減らしてしまう家族がいます。実際に増えるのは、はみ出...
在宅期 仕事と介護を両立するには、どうすればいいですか 2026年8月17日 仕事と介護の両立には、手をつける順番があります。勤め先の制度で働き方を変え、介護保険のサービスで日中を埋め、それでも残る時間を家族で分ける。この3つを並べてから、辞めるかどうかを考える形になります。 順番と書きましたが、どれから使うべきかを国が決めているわけではありません。制度の作りから逆算すると、この並びが無理のない...
在宅期 介護休業の93日は、自分で世話をするための期間ではありません 2026年8月17日 介護休業は、対象になる家族1人につき通算93日まで、3回まで分けて取れます。93日を一度に使い切る決まりではありません。必要な時期に区切って使える仕組みです。 この日数を短いと受け取る人は多い。ただ、国が介護休業に持たせた役割は、家族の世話を自分の手で全部引き受けるための期間ではありません。厚生労働省の資料では、介護を...
在宅期 遠くに住む親の介護は、どうすればいいですか 2026年8月17日 遠くに住む親の介護は、自分が通う回数を増やす方向では解けません。現地に、親の様子を定期的に見る人と仕組みを作る。そこへ切り替えられるかどうかで、この先の何年かが変わってきます。 月に何度も帰省してきた時間は、無駄になっていません。親がいまの家で暮らせているのは、その往復があったからです。ただ、回数を増やす方向だけは、ど...
在宅期 在宅介護に毎月かかるお金と、急に増える場面 2026年8月17日 在宅介護のお金は、性質の違う2つを足した額になります。介護保険が効くサービスの自己負担と、保険が届かない実費。この2階建てが、どの家にも共通する形です。 足し算の形は同じでも、出てくる額は家ごとに変わります。どれくらい手が要るかを市区町村が判定する要介護認定、その結果としてつく要支援1から要介護5までの区分、使うサービ...
在宅期 訪問介護に頼めること、頼めないこと 2026年8月17日 訪問介護で頼める内容は、体に直接触れる身体介護と、家事を代わりに行う生活援助の2つに分かれます。通院のときの乗り降りを手伝う区分を足せば、国の整理では3つです。 線引きを決めているのは制度のほうで、来てくれるヘルパーや事業所が勝手に絞り込んでいるわけではありません。だから、頼んで断られた経験があっても、頼み方が悪かった...
在宅期 デイサービスとデイケアは、通う目的から違います 2026年8月17日 日中の暮らしを支えるのがデイサービス、落ちた機能を戻すために訓練するのがデイケアです。 どちらも朝に迎えの車が来て、夕方には送られて帰ってきます。外から見える形はよく似ている。中で何をするか、そこに誰がいるか、そして通うのに医師の指示が要るかどうかで、はっきり分かれます。 正式な名前は、通所介護と通所リハビリテーション...
在宅期 ショートステイを使える条件と、予約が取りにくい現実 2026年8月17日 ショートステイは、介護している家族が休みたいときに使って構いません。親の具合が悪くなったときの緊急避難だと受け取られがちですが、家族を休ませることは制度の目的そのものに書き込まれています。 数日から数週間、施設に泊まって、入浴や食事、排せつの介助を受ける。その間、夜中に起こされる心配も、目を離せない時間もなくなります。...
在宅期 福祉用具は、レンタルと購入のどちらがいいですか 2026年8月17日 福祉用具は、レンタルと購入のどちらがいいかを利用者の側で選べる場面が、ほとんどありません。品目ごとに、借りるものか買うものかが制度で決められています。 比較表を思い浮かべて調べ始めた人は、ここで前提を置き直してください。車いすは借りるもの、入浴用のいすは買うもの。どちらが得かを考える前に、どちらに振り分けられているかを...
在宅期 自宅の手すりや段差の工事には、介護保険から補助が出ます 2026年8月17日 介護保険の住宅改修という給付があり、要支援または要介護の認定を受けている人が使えるものです。 もう工事を済ませてしまった人から書きます。済んだ分の工事費が後から戻ることは、残念ながらありません。ただ、失われたのはその工事にかけたお金だけで、補助の枠そのものは手つかずのまま残っています。次に直す場所から、順番に乗せていけ...